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年間第29主日 A年

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」と今日の福音書の中で書かれています。本来の持ち主に返しなさいという意味です。本来の持ち主に返すことは、ただ正直でいることだけでなく、自尊心や信頼を守ることでもあります。正直さは掛け替えのない宝物、他者のものを返すことは、その宝物を輝かせ続ける方法です。自分のものでないものは持ち続けないでください。清い心は正しいものだけを守るからです。他者の権利を返すことは、小さな一歩で世界をもっと公正にします。
すべてのものは自分の持ち主を捜します。ですから、自分のものではないものを必死に持ち続けても、そのものは、いつかは去って行きます。すべてのものにはそれぞれの生息地があり、そこで必ず咲きます。すべての物は、それぞれの場所で、正しい人の手にあれば役に立ちます。
本当の持ち物は手にあるものではなく、心に宿っているものです。わたしたちが持っているものはすべて一時的なものであり、返す前に賢く使いましょう。持つべき最も価値のあるものは、何よりも心の平穏ではないでしょうか。
ここにいるわたしたちは、皇帝のものは間違いなくちゃんと皇帝に返していると思います。さて、神のものについてはどうでしょうか。わたしたちは神に税金を支払わなければならないのなら、正確にどれくらい支払うべきでしょうか。神に税金を支払う必要はありません。この世の中で神のものではないものはあるのでしょうか。
「神は自分に象ってわたしたちを創造されました。」ですから、わたしたちの人生には神の肖像、神の銘か、神の印があります。わたしたちはただこの世界のものではありません。わたしたちは神の最高の創造物です。わたしたちの命は神から始まり、神へ向かっています。神はわたしたちの全ての人生を望んでいます。わたしたちの考え、わたしたちの心、わたしたちの仕事、わたしたちの家族、わたしたちの才能、わたしたちの他者への接し方、わたしたちが互いに接する方法、わたしたちが富を使う方法、わたしたちの悩み、希望、愛、わたしたちが祖国を愛する方法でさえすべては神への捧げ物になり得ると意識しながらこの一週間の旅路に踏み出していきましょう。

2026 Catholic Ehocho

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